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2008年3月21日金曜日

可能性は気が付くだけで広がる

昨日の休日を利用して、私は東京で開かれた勉強会へ出席してきました。
この勉強会というのは、私が学生の頃に中高生の指導していた勉強会で17年もの歴史があったのですが…残念ながら昨日の集まりで、勉強会という形では最終回を迎えることになってしまいました。私も客員スタッフとして、最後の勉強会へ参加してきました。

この勉強会は何が素晴らしいかというと、首都圏周辺で在籍している中高生の中でも進度の高い子たちを集め、大学生のスタッフから同じ勉強でも視点の高い講義やディスカッションをして理解を深めるなど、学校では味わえない地域・学年を超えた交流ができるところです。私自身も中学生の頃からこの勉強会へ参加し、大学生になるとともに運営側のスタッフになりました。

私がこの交流で学んだことは
可能性は気が付くだけで広がる
ということです。

「自分はこのくらい」「人間はこんなものだ」と思うと、それ以上があるとは思わなくなってしまうでしょう。それより上のことをしている人を見ても、「あの人はすごい人で自分には出来ない」と感じてしまうかもしれません。私もそうだったと思います。しかしこの交流の場に参加してことで、「同い年でも世の中にはこんな人もいるんだ」「自分もやってもいいんだ」と思えるようになりました。もちろんそこには先輩スタッフさんの温かい指導と気配りがあってこそ成長できたものですが…それに気がつくことができたことは、自分にとって一生の宝ものだと感じています。

大学生スタッフになったのは、自分が先輩から頂いたものを今度は後輩たちへ伝える番だと思えたからで、決して強制されたものではありませんでした。そして就職活動のときも、このような場を未来の子供たちへ伝えていきたいと願い、そして今、その夢の実現に向けて邁進しています。

だって、昨日の勉強会(とその後の飲み会)で一年ぶり(中には数年ぶりの人も)に会った仲間たちは、今も昔もそして今後も…互いに笑顔であいさつ出来、また互いに研鑽し合い、こうやって温かい気持ちになれるのですから! それを表してくれた後輩の子の言葉がありました。私が帰るときに、あまりにもそっけない挨拶をすると思いきや、「だってここにいる人たちは、また人生のどこである気がするから、一生の別れじゃないでしょ(^_^)」  ごもっとも!

思わず、今日有給休暇を取っておけばもっと語り合えたな…なーんてね☆

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